大阪ひろいよみ

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生玉さんの浪速富士を発見

 コロナウイルスの影響もなんのその、連休明けの25日なので駐車場がいっぱい日本橋近辺。仕方がないので松屋町筋のコインパーキングに止めたが、用事はすぐに済んだ。でも60分止めな損やろ、ということで、生玉公園に久々上ってみた。

 

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 生玉に明治の頃、ほんのいっとき「浪速富士」なるものがあった。と、よく聞いていた。なんでも、散歩がてら行けるような、なんちゃって富士を作るのが流行ったらしく、浪速富士もそのひとつであったらしい。しかし祖父がやっと明治22年生まれであるから、その私が、じっさいに浪速富士を観た記憶を持つ人に会ったことはない。もう少し長く屹ていたら祖父が覚えていたかもしれないのだが、なにせ一年ぽっきりでおしまいだったというのでは。

 

 小学生の頃によく生玉さんで遊んだのだが、いったいどこに浪速富士があったのか見当もつかないと思ってきた。ところがだ。

 きょうたまたま、何年かぶりに公園口から登ってみたところ、

              え!これか?と発見!!

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浪速富士1

 いやいや、浪速富士、いくらなんでももう少し高さはあったようなので、これがこのままそうだというわけではないけれども、「痕跡」ではあるのではないだろうか? 子供ごころにずっと、ここを上る折り、ここのところの坂の在り方というか、たたずまいが、意味不明だな?なんのためだ??と不思議に感じていたのだが、浪速富士の痕跡である!というのなら、とてもわかる気がする。

 

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どうかしら?